美容総合科 PAUL MITCHELLの特別授業

2022/10/18

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10/5(水)~10/7(金)の3日間、美容総合科1年生がPAUL MITCHELLの特別授業を受けました。

PAUL MITCHELLとは…

1980年アメリカにて誕生した、髪に優しいナチュラル成分配合プロダクツ「PAUL MITCHELL」は、サロン業界のみを事業領域とし世界屈指のプロフェッショナルブランドとして奇跡的な成長を続けています。現在では、世界80か国以上で販売され、ヘアスタイリストや多くのハリウッドスターや著名な方々からも愛用され続けています。全米では100校以上のスクールを運営。教育システムが充実しています。PAUL MITCHELLの教育システム「基礎技術」「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」を学べるのは、全国の美容学校で唯一の提携校である本校のみです。

講師:中里由美子先生(PAUL MICHELLインターナショナルエデュケーター日本代表講師・ワイズヘアカンパニー代表取締役)

 

10/5(水)1日目

まず、創設者であるポールミッチェル氏とジョン・ポール・デジョリア氏の半生を題材にした映画を鑑賞し、ポールミッチェルの歴史を振り返りながら美容業の可能性を学び、映画の感想を1人1分プレゼンテーションします。

午後には、「また行きたいと思う美容室とはどんな美容室?」をテーマに、グループワークショップを行いました。学生たちは積極的に言葉を交わし、“店内が清潔”“接客力”“技術力”“気遣い”“希望通りのスタイルになれる”など、たくさんの意見を出し合うことができました。

10/6(木)2日目

いよいよ実習。午前中は、カット実習。サロンスタイルである「レイヤーカット」を学びます。レイヤーカットとは、トップが短くなりボリュームや動きが表現でき、全体的に軽いスタイルの事です。

そして午後は、カラーリング実習。ヘアブリーチ剤を使用し、ウイービング技術を学びます。ウイービングとは、毛髪すべて染めるのではなく、間引きして毛髪の一部分を染める技術です。近年では、ハイライトやインナーカラーなどがあります。

カット技術もカラー技術も、美容師にとって非常に重要なスキルです。特に、カラー技術に関しては入社してすぐにお客様に施術をするため即戦力となれるスキル習得が必要になってきます。

今回は、両課題とも一番早く仕上げたグループ、学生が表彰されました。

10/7(金)3日目

最終日は、グループワークショップから始まりました。テーマは「PAUL MITCHELLプロダクト製品のプレゼンテーション」

グループに分かれ、PAUL MITCHELLのヘアケア商品「シャンプー」「トリートメント」「スタイリング剤」などの特徴や成分・使い方などを調べ、その内容を基にグループごとに10分で製品をプレゼンテーションしていきます。

そして最後は、楽しくレクリエーション。美容に関する問題が記載されたボールをキャッチしたチームのみが解答できます。身体を動かし、楽しみながら美容を学びます。某受験ドラマでも、運動しながら暗記する勉強法がありましたが、知るきっかけが印象的だと記憶に残りますよね!

美容技術、美容知識だけに留まらず、プレゼンテーション力、協調性、チームワーク力、課題発見力などの社会人基礎力をも学ぶことのできた3日間。感想を述べる1人1分ずつのスピーチでは、美容師に対する将来への期待感や、クラスの壁を越えたコミュニケーションがとれたことへの喜び、また講師の方々への感謝の言葉も出てきました。

 

教員としても学生たちの意見を聞くことができ、頑張りや成長を感じる時間となりました。

毎年学生から好評なPAUL MITCHELLの特別授業。講師の先生方、ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

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