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ファッションデザイン科特別講師 川島映子先生来校
2024/11/01
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9月24日(火)ファッションデザイン科の特別講師 川島映子先生にご来校いただきました。
川島先生は、国内外でご活躍のバレエ衣裳製作のスペシャリストです。
一部では、事前課題のデザイン画をご評価いただきました。
テーマは「異次元への旅立ち」
デザインした学生本人へ、川島先生がデザイン画を見ながらイメージの確認や、どうやってこのデザインを思いついたのかなどの質問がありました。
また、学生から川島先生への質問にもお答えいただきました。
どうやってアイディアを出しているのかという質問に
「クラシックバレエの物語の役柄に沿った衣裳であることだけではなく、誰が着るのかも大切。ダンサーさん、振付師さんのイメージを衣裳に還元できるようにしている。そのために、常に何かに興味を持つことが大事。」
とありました。
二部では、バレエ衣裳についての講話をいただきました。
「アパレル製品とは異なる様々な手縫いの技法により仕上げられるものも多く、手仕事による丁寧な縫製は舞台作品全体のクオリティーに影響する。
手仕事による縫製は時に効率性を妨げるが、表現しなければならないものは 何かを考えることで縫製方法も工夫して行くことが大切。そして縫製の方法もデザインの一部となる。」
と教えていただきました。
川島先生が実際にデザインされたバレエ衣裳を間近で見ることもできました。
川島先生、ありがとうございました!





川島 映子バレエ衣裳デザイン・製作
Profile
山本禮子バレエ団にて衣裳デザイン、制作に携わる文化庁派遣在外研修員として「英国ロイヤルバレエ団」衣裳部にて研修。文化服装学院生涯学習「憧れのバレエ衣裳」講師。劇団四季、山海塾、加古隆カルテット、熊川哲也KバレエGATE、中村祥子ボレロなどの衣裳制作も行う。上毛新聞、上毛出版局「上州風」、バレエ雑誌「クララ」掲載。